離人症

「なんで私は私なの?」

「どこから来てどうしてここに居るの?」

確かに1秒前までは手を動かし携帯に文字を打ち込み、足を動かし歩いていたばすなのに、ふと顔を上げる。視線の少し先に見知ったコンビニと駐輪場、目の前には駅のコンコースへ繋がるエレベーターがゆっくりと下降してきている。世界が止まってる。いや、私の思考だけが止まっている。現実感を手放した頭の中は目に映る全ての光景を拒絶していた。

またか。最近は昔よりも明らかに頻度が高くなってきている。これが現実じゃなければ嬉しいんだけどな。でも私は生まれて生きてる。諦めなさい。そう自分に言い聞かせて手放した現実感を取り戻す。

病院で診断を受けたことは無い。診断を受けるまでもなく、私は離人症なのだ。

 

これは私が離人症の症状が出た時に書いておいたっぽい。

こんな感じらしいよ

病か呪いか

死にたいっていう精神状態に何度も陥るのって、心の不知の病だと思う。

その精神状態を有耶無耶にして起きているのか寝ているのか分からない状態にする薬はあっても、死にたい気持ちを止める薬は存在しないから不知の病だと思う。

薬で落ち着いて治るのは、心の風邪だと思ってる。

私は自分がダメ人間すぎて。じゃあ頑張れよって言われると思うけど。人の社会に上手く適応出来ない人間っていうのは居るんだよね。みんなが当たり前にできる事が出来ない。やろうと努力してみても出来ない。努力してみても真似事しか出来ないからボロが出てしまう。

真似事をするのに体力を使い、その反動で動けなくなり。死にたいというか、欲がどんどん削げ落ちて自分の生にも頓着がなくなる。死にたいんじゃなくて、適応できなくて居場所がないから生きていられない。

これは病なのかそれとも呪いなのかな…

そんなことをふと今日考えた。

でも家族が悲しむからとか友達が悲しむからとか、そういうのに縛られて今日も生きてるけど。私がそうなったときに、妹たちはきっと「この日が来たか。」って思うと思う。気付かないフリをして明るく振舞ってくれている妹達だけど、私がいつか本当にそうなるかも。と頭の中では気付いてる。いや、それさえ私の甘い考えなのかもしれないね。

私は自ら命を絶つのが正しいとは思わない。だけど間違いだとも思わない。私たちは産まれる事は選べないけど、終わりを選ぶ自由はあってもいいと思う。私からすると不老不死を得たい人たちはバイタリティに溢れた体力が桁違いにある人種に思える。

死にたくない。けど生きたくもない。

生きたかった人に不謹慎だと言われそうだけど、じゃあ今日もご飯を食べられないでいる世界中の子ども達を差し置いて豪華な晩ご飯を食べているあなたは不謹慎ではないの?

でもこんな事を言えば屁理屈と言われる。

この社会で決められた法律や常識や倫理に反するとそれはダメな人間というレッテルになる。

鬱、PTSD適応障害強迫性障害

たぶんこの辺は全部患ってる。不知の病だよ。

ニュースで亡くなった方のニュースを見れば見るほど不謹慎にも羨ましいと思う。私の命を差し出して代わりたい。

こんな無気力でダメ人間な私が生きているよりもよっぽど生きてる価値のある命だと思う。

結婚生活中にちゃんと治療しておけば鬱はここまでにはならなかったのかな。あの頃は幻聴も聞こえてたから統合失調症も一緒に患ってたのかな。

交通事故の時にちゃんと治療しておけばPTSDにならなかったのかな。でも助かったくせに病院なんていけない。苦しみを味わわなきゃいけないと思っちゃったから。

最近は離人症もかなりひどくて目に映る光景が自分の目で見てる光景とはとても思えない。まるで現実感のない。すごく説明が難しいんだけど。一瞬体から自分が抜けてるような、それで私の体はこれか…また生きなきゃか…と体に戻る感覚。

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検索履歴がひどいね。

死にたいしか頭にない。なんで生きてるんだろ。死にたいのになんでこんなもの書いてるんだろう。社会に適応する能力のない私は生きてる価値なんてないのに。

病でも呪いでもどっちだっていいから、連れていかれたい。

ダメだ。頭が痛すぎる。。。

このまま眠りについて目が覚めなければいいのに。

透明人間

生きるって何だろう。

 

たぶん無駄な知能を持て余す

人間の永遠のテーマ

 

蝉はそんな無駄な事を考える事もなく、1週間という短い間に番を見つけて、子孫を残して人生に幕を閉じる。

 

けど

なぜ

私は蝉の1週間を短いと決めつけて

生きてきたんだろう。

 

蝉の1日が人間の10年なのかもしれない

 

だとしたら蝉も人間で言うところの70年生きてる事になる訳だし、中には8日9日10日生きる蝉が居ても不思議ではないから、人間でいう所の100年近くを生きているかもしれない事になる。

 

蝉の一生は短いと、人間が勝手に哀れんでるだけで蝉だって無駄な知能を持て余して生きることについて考えてたり、死んだらどうなるのかを考えてたりしていても全くおかしくない。

 

蝉だって暇な時間もあるし、番探しに常に必死ではないし、自分は子孫を残さない選択を自らする個体が居ても全く不思議じゃない。

 

そうなると

子孫を残すことをしないと決めたり夢も希望も持たない個体は、人間の妙齢な男女と変わらず何のために生きているのか?について考えを巡らせているかもしれない。

 

私は20代後半から本をたくさん読むようにしてきた。その結果、この世界に起こってるいることなどに偏見を持つことを極力、自分の中で排除したいと思って生きてきた。

 

少し卑猥な例えで言えば

人以外の動物だって生殖のみ以外、つまり快楽だけを求めて営みをすることもあるだろうし、好きな体位やフェチもあるんだろうなぁ。

とかを真剣に考えたりしてる。

 

この間友人と飲みながら進化論について話をしていて、猿の中でも果実が完熟を超えて発酵した物を食べられる種のみが生き残り、その結果人間だけがアルコールを摂取する動物となった。という話をしてくれて。

まずはアルコールは人間だけが摂取できるという人間至上主義的な話だなぁ〜。と思ったし、他の動物、例えばキリンがなぜ発酵した果実を食べたことのない設定になっているのかが不思議で、そこから友人とその辺について1時間近くその話をしていた。

彼は自分がその話を人から聞いた時に、キリンも食べていたかもしれないという発想にはならなかったし、面白い切り口だと喜んでくれた。

 

そういう時に

生きる。ってこういうことかな…

とたまに何となく輪郭を掴めた気持ちになる。

 

誰かと討論したり、肌に触れあったり。

他者を通してでしか自分が生きてる事が分からない。

分からないというか

そもそも自分が存在してるのかも他者に認識されて初めて存在する事になるから、もし私が透明人間なら生きながら死んでるようなものだと思う。

 

生きながら死んでる。という言葉が存在するように、生と死は朝が来て夜がくるように、泣いてる赤ん坊が必ず泣き止むように、ずっと傍で寄り添ってるものなのだと思う。

 

 

喰種

ここは地球っていう

地球に住む猿が名前を付けた

お星様っていう

もはやお星様って何っていうね。

 

私は天文学とか割と好きで

ロマンが詰まってる感じするし

 

日々、自分と関わる

ほんの少数の人の事で悩んだとしても

一旦地球規模にするとちっぽけに思えて

 

天文学的な事を考えたら

夜な夜な必死に化粧を落として眠る意味さえ

見失いそうになるけど

とりあえず老いは怖いんで化粧は落とします。

 

東京喰種って流行ってるでしょ?

人間と人間を喰う人間の戦い

でも両者の間にも愛を育む2人もいたりして。

これって異種交配になるのかな?

人間は人間。食べないけど

人間以外なら割と何でも食べちゃう。

禁断の果実に始まり

動植物を割となんでも食べてる。

 

片や喰種はたぶん人間を中心に。

というかほぼ人間だけ食べてる。

変な言い方をするとしたらめっちゃeco

同種完結型

食と繁殖を一手に担ってます!

みたいなことになってる。

 

もはやどちらが狂ってるかなんて分からない。

というか、何でも食っちゃう人間の方が

よっぽど怖くない?

 

そんなことを考えてたら

私が既婚者を好きなんてね。

ほんとにね些細なことに思えてね。

だって人間喰うとかしてないし。

 

 

一瞬でも

「うん、そうだね。」

って思ったあんた

 

やっぱり人間だね。怖い怖い。

 

 

正義の悪は悪の正義

世の中の何が正しくて

何が間違っているのか…?

 

今日はこれで頭がいっぱいになってる。

 

極論を言ってしまえば

たった1人を殺した殺人者は悪なのか?

戦争で多くの敵を殺した人はヒーローなのか?

 

たぶん世の中の人は前者は悪。

後者は致し方ないという意味も込めて

正義と呼ぶと思う。

 

ただもしも

後者の多くの敵を殺したヒーローが

殺人に悦びを感じエクスタシーを感じ

戦争が終わってもその衝動を抑えられずに

殺人を犯したとしたらそれは悪に変わる

 

そう正義と悪はいとも簡単に変化する。

 

 

私は既婚者に恋をしている。

 

それは世間一般論で言えば完全に悪だ

 

ただ友達の間でも意見は両論に分かれる。

1人の男性をただ好きになった気持ち

を悪と呼ぶことなんて誰にも出来ない!

という友達と

わざわざ既婚者を選ぶなんて

人のものを取ろうとする泥棒と同じよ!

という友達。

 

私は純粋に彼を好きになってしまった

気持ちを止めた方がいいのも分かっていたし

既婚者との未来はないのも

もちろん分かっている

わざわざ既婚者を選ぶなんて

本当にアホらしい!と

自分の気持ちに何度も嫌気が差した

 

でもそれで止められる気持ちなら

恋でも愛でもないんだよ。

自分でも止められないから困っている。

 

でもこれを嫁側から見た場合

私はただの悪でしかない

邪魔者、尻軽、泥棒猫

そんな単語で罵りたくなる女なのだ

 

私が嫁でもそう思うと思う。

というか私は過去に結婚をしていて

そう思っていた時が確かにあった。

 

私は何も悪くないのに何故取られる?!

こんなにも家の事をきちんとやっていて

旦那の事も愛しているのに

何故私がこんな仕打ちを

受けなければいけないの?!

 

とヒステリックに何年も思っていた。

 

 

そう、思っていた。

という過去形になっているのだ。

 

その当時の私がしていた事ではなく

自分自身を振り返ってみた事があった

そうすると思い当たる事が。。。

旦那に化粧したら?と言われても

時間がないから!と言い訳をして化粧もしない

太ったんじゃない?と言われても

ダイエットをする努力も見せない

可愛い洋服も着ない

めんどくさければお風呂にも入らない

 

何故そんな私が愛される?

女として見てもらえる?

浮気をしたのは旦那で絶対悪は旦那

だと思っていた。。。

 

でもその要因作りに私も大いに加担していた

 

絶対悪だった旦那が

グレーな場所まで戻ってきた

そして旦那を許そうと思えた

その瞬間に私はヒステリックも治り

ひっそりとそして確実に

女としての努力を怠らない女に

生まれ変わった

 

 

離婚後ではあるが

旦那に依存性の高かった自分の内面も見直し

趣味を増やして自分を楽しませるスキルも

徐々に身につけていった

 

そうすると男が勝手に寄ってくるようになった

 

 

でも結局私は自分があれだけ憎んだ女

不倫相手の女になっている

 

旦那を許しはしたものの不倫に対して悪

は変わりなかったのに

自分が不倫をした途端にそれは変化した

 

人間とは本当に愚かで面白い生き物だな

 

 

世の中の悪でも自分にとって正義なら

それを貫けてしまうし

悪を知れば知るほど

正義と悪の境界線がいかに脆く曖昧かを

身に染みてしることになる

 

 

 

私は女性の敵で悪だ

 

だが地獄を見てからやってきた正義だ

 

いや。

そう思い込みたい

エゴの塊に成り果てた悪の正義だ。

 

 

 

そして私は

ただ1人の男性を心から愛する

本当は正義も悪にも関心なんてない

どこにでもいる女なのだ。

 

 

 

蕩けるような

「まぐわって貪りあって

   溶けあって蕩けて

   どちらの身体とも覚束無くなって」

 

溶けあって蕩けて

ベットと一体になってるのか

あなたの身体と一体になってるのか

もうよく分からないくらい

 

何度も好きと囁くあなたの声に

脳も心も蕩けていく

 

好きなんて曖昧で不確かで

右から左へ聞き流してきた言葉が

右から入って脳に直撃する

左の耳から流さない代わりに

口から好きと囁いているのは

私の声なのかな、、、

 

手を握りたがって

すぐに覆いかぶさって抱きしめたがって

離れたら死ぬ病に冒されているのかと

錯覚するほどに近くに感じる魂に

私も容易く魂を差し出してしまう

 

 

愛ね暗いね

愛ってやつは本当に根暗だよね。

太陽のようなフリして明るく振舞ってるけど

隠しようもないくらいに暗いやつだよね。

 

つまり表裏が激しく違うやつなんじゃない?

でも確かに表裏が激しいよね、あの子

 

だってちょーハッピー!って言ってたかと思うと、この世の終わりみたいに泣き出すし。

何をそんなに二重人格どころか多重人格みたいになっちゃってんの?

愛ってやつは明るいんじゃないの?

ねぇ違うの?

2度ともう会えないようなそんな雰囲気まで醸し出しちゃってさ。

愛ってやつは寂しがりだから電話とかしてやるのに、切った瞬間からもうあいつと話せないような虚無感にどうしてこっちが襲われなきゃいけないの?

 

どうしてみんな愛ばっかり構うの?

他にやることなんて山ほどあるでしょ?

そしてどうしてみんなその子が愛って知ってるの?誰かに聞いたの?紹介されたの?

どうして愛に出会った瞬間からみんな愛だと知っているの?

 

やっぱり天真爛漫に明るかったり暗かったり、こちらを振り回す感じがみんなを夢中にさせちゃうの?

その魔法を私にも教えてよ。みんなを夢中にさせてきたそのやり方を教えてよ。

 

でも愛はシャイで無口だから全然何も教えてくれない。それでもみんな愛を嫌いにならない。むしろみんな積極的に愛に近付いていく。

 

それでもみんな何度も愛と大喧嘩して

もう絶交!

絶対に口も聞かないし近寄らない!

そう何度も思ってるはずなのに気付くと愛を許して、また愛と笑ったり泣いたり寂しくなったり笑ったり。

 

そんな私も愛に夢中で一緒に笑ってる。